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1.趣旨・目的・研究テーマ
(1).趣旨:
厚木を中核とした神奈川県、県央地域において、市民生活の安全を確保するため、
ボランティアが集まりIT関連技術の研究開発や実証実験を行って、新たな施策の芽
を創成する。
(2).目的:
平成20年度以降も継続して身近な課題に着目して、交通安全・安心を確保するた
めの交差点に於ける新たな映像監視方式、ユビキタス社会を実現するため、画像処理
・通信・ネットワーク等のIT技術を複合的に活用した新たなユビキタス生活支援方式、
車椅子やセニアカーで安全に市内を走行できる、バリアフリー実現に向けた新たな路
面状態モニター方式(ディジタル福祉マップ分科会と共同)を実験研究する。
(3).研究テーマ:
第一にでは、特に交差点に於ける安全・安心に注目して、交差点内での高齢者、障害
者、幼児、児童と自動車、自転車等、車両の相互の動きを動画像データにより捉え、画
像データ解析により安全・安心に向けたルールや方式の創成を模索する。
第二にユビキタス生活支援方式では、高齢者、障害者、幼児、児童に対する、IT(PC)
とネットワークによる、新たな効果的生活支援の方策樹立に向けたビジネスモデルを実
験検討する。第三に路面状態モニター方式では、高齢者や障害者が安心して通行できる
路面の安全状況(バリアフリー)に焦点を当てる。すなわち、路面の安全状況に関する
データを計測センサーにより客観的に測定し、道路マップ上に収集データを入力したバ
リアフリー・マップの作成に役立てる。
2.研究計画・内容:本研究開発は、平成20年度から平成23年まで3ヵ年計画で、
各年度ごとに進捗状況に見合った計画を実施する。
・平成20年度:センサー要求仕様の作成、及び計測センサーの作成
・平成21年度:車椅子やセニアカーの実装、及びセンサーの性能試験
・平成22年度:計測方式と機器を提供し、客観データをデジタル福祉マップへの反映
をサポート
映像監視方式:
交差点に於ける高齢者、障害者、幼児、児童と自動車、自転車等、車両の相互の動きを
含む動画像データを収集する。収集データをブロック分割されたフレーム内で解析して特
長を抽出する。特長量の動きから交差点内での安全・非安全を表す指標を求める。こうし
て得られた指標を安全・安心情報として発信する。
(卒業研究、修士研究、博士研究のテーマ)
ユビキタス生活支援方式:
高齢者、障害者、幼児、児童に対する、新たな生活支援方式を模索するため、検討会や
講演会を実施する。加えて、市内や近郊の各種施設への見学会を開催する。こうした知見
に基づき、PC上に構成した音声・画像インタフェイスとネットワークを介して、サービス
の授受が可能な小社会が構成される。例えば司会者の進行のもとで、ネットワークを介し
て高齢者が幼稚園児やハワイアンダンスグループの訪問を受ける事が可能となる。
(スカイプ等の装置の設計・製作・設置は卒業研究、活動は学生諸君のボランティアによ
るユビキタス社会創成同好会/研究会)
路面状態モニター方式:
あらゆる道路が、横断道路との接合点で隅々まで安全になっているか否かを、ひとつひ
とつ実地調査することは労力や時間がかかり並大抵ではない。そこで、これら路面の安全
状況に関するデータをレーザ式距離計測センサーにより客観的に測定し、道路マップ上に
収集データを入力したバリアフリー・マップの作成に役立てる。
(卒業研究のテーマ:センサー要求仕様の作成、計測センサーの製作、車椅子やセニアカー
へのセンサーの実装、センサーの性能試験が含まれる。)
3.メンバー一覧
リーダー:池田弘明(有限会社 池田電子工学研究所 社長)
委員:平田滋昭(平田映像情報技術研究所 所長)
小宮一三(神奈川工科大学 学長)
酒井 均(神奈川工科大学 研究員)
ほか
4.連絡先
酒井 均 sakai@ctr.kanagawa-it.ac.jp
5.その他
興味のある市民各位、学生諸君の参加を期待しています。